グランドピアノ公開オーバーホールのご案内
下記日程にて、大練習室4(C3)とリハーサル室(C5)のヤマハグランドピアノをオーバーホールします。
今回のオーバーホールでは、調律師の方のご協力を得て、センター内ロビーで作業の様子を公開いたします。ご来館の際はぜひ見学ください。
1台目(C3) 10/15(火)~11/10(日)
2台目(C5) 11/18(月)~12/17(火)
【オーバーホールとは】
当センターのピアノは、年間を通して点検や調律などのメンテナンス、都度軽微な調整や補修などを行い、コンディション維持に努めています。
しかし、使用年数が長くなると本体の劣化や内部部品の消耗が激しく、メンテナンスだけでは補えない不具合が増えてきます。
そんなときに実施するのが、内部部品の取り換え(オーバーホール)です。本体を解体・清掃し、消耗した部品を新品と交換して、新品時の機能に戻す大掛かりな作業であり、日数もかかるため、通常は練習室内や倉庫などの保管スペースで作業します。人目につかず行われる、施設管理のさらに裏側の作業です。
【公開について】
そんな舞台裏の大仕事、オーバーホールですが、このたび調律師の方の賛同・協力を得て、作業工程を皆さまにも見学いただけることとなりました。
なかなかない機会ですので、興味ある方は、お見逃しなく。
当センターに来られる機会がある方も、この機会にぜひ見学いただければと思います。
<作業スケジュール> ~担当される調律師の方より~
1.解体準備・本体の解体
2.本体内部の解体(ダンパー・弦・チューニングピン等の取り外し)
3.ダンパーフェルトの張り替え
4.張弦
5.鍵盤の交換
6.ハンマーの交換
7.全体仕上げ
1が初日に行う作業で、おそらく一番面白いのではと思います。あとは細かい作業なので、何をしているのか分かりづらいかと思います(笑)
1~4までおよそ10日ほどかかります。
<注意事項> ~あらかじめご了承ください~
・期間中でも作業を行なっていない日(特に土日)があります。11/25(月)は臨時休館日のため入館できません。
・危険を伴う作業の場合がありますので、調律師の方の指示に従ってください。